iPhoneで撮った動画や写真を、Windows パソコンに取り込んだらうまく表示されない!
そんな経験はありませんか?
この記事では、そんな時の対処法をご紹介します。
なお、今回の記事は、2021年10月25日時点での情報です。Windows やiOSなどのバージョンアップに伴い変更が伴う場合があります。また、iOS15.0.2 の iPhone 13 Proにて作成しました。お使いの機種やiOSによっては若干違いがあるかもしれません。
【重要】撮る前にiPhoneの設定を変える
iPhoneのカメラで写真や動画を撮る際には、初期設定だと「高効率」になっています。この高効率というのは、動画や写真の綺麗さを保ったまま、保存容量を節約して記録することができます。しかし、これこそが、Windows PCでうまく表示/再生できない原因になっています。
Windows PCで、iPhone で撮った動画を開こうとすると、「このファイルで動作する追加のコーデックをインストールします。 Microsoft でコーデックをダウンロードします。」と表示が出ると思うのですが、そもそも、そのようなことにならないように、動画や写真を撮る前にiPhoneで設定を変えてしまいましょう。
iPhoneでの設定方法
1.「設定」アプリを開く
2.「カメラ」をタップ。
3.「フォーマット」を選択。
4.「互換性優先」をタップし、チェックがついた状態にする。
「コーデック」をダウンロード
Windows10 の「フォト」アプリでiPhoneで撮った動画を開くと、「このファイルで動作する追加のコーデックをインストールします。 Microsoft でコーデックをダウンロードします。」と表示されると思います。
リンクをクリックすると、120円のアプリのようなものの購入画面になります。
これをインストールすると、Windows PCでも、iPhoneで「高効率」で撮った動画が再生できるようになります。
なお、iPhoneにて「高効率」で撮った写真を見るためのコーデックも、別にインストールする必要があります。しかし、こちらは無料で利用できます。
職場のパソコンなど、自分の物ではないパソコンの場合は、ソフトウェアのインストールが難しい場合が多いので、その場合は、1つめの「撮る前にiPhoneの設定を変える」方法が最も現実的かと思います。