【医療従事者の実態】医療従事者になりたい人に必要な心構え

みなさんこんにちは。

進路を決めるタイミングの中には、医療従事者を選ぼうとしている人が中にはいるかもしれませんし、医療従事者1年目の方もいるかもしれません。

この記事は、医療従事者になりたい人や新人さんに向けて、こういう覚悟・心得があったほうがいいよ、という内容になっています。

当然、職種や働く病院や施設、事業所によって様々です。

そんな意見もあるんだな、という感じで読んでみてください。


患者さんやご利用者さんのために勉強し続けること

勉強というと苦手だな、面倒臭いなって思う人もいるかもしれません。でも、高校までの勉強と違って、仕事に役に立つ勉強なので、やりがいがあります。

現場で働くと、どうしてもわからないことがあります。その時は先輩に聞いたら教えてくれるでしょう。でもそれだけでは足りないことも。本を読むなどして自分で調べることが必要です。わからない事が解決しても、また新たにわからないことが出てきます。また、医学は日進月歩。新しい介入方法、処置の方法は次から次に生まれます。常識が非常識になっていきます。そのため、経験年数が上がっても、勉強し続けることが必要です。

タバコは吸わない方がいい

病院や施設では、タバコを吸う場所や時間は、一般的な会社よりも少ないです。しかも、「非喫煙者」が雇用条件である所が年々増えてきています。

昇給はなかなか厳しい

医療従事者の多くは、病院や施設など、医療保険や介護保険を使うところで働きます。そのため、給料は国が決めた診療報酬に基づきます。病院でお金払ったら領収と一緒に、医療点数が書いた紙をもらうと思うんですけど、そこに何に何点かかったか(1点は10円)が書いてあると思うんですけど、そんな感じでどんな医療行為をしたら何点みたいな感じで全部値段が決まっています。しかも、どんな病気の人にどんな事ができるか、どんな薬が使えるかが決まっています。おかしな事をしたら、定期的にある監査でめちゃくちゃ怒られ、その分はお金を国に返してねってなるわけです。また、その地域でどれぐらい病院のベッドがあるかというのも規制があったりします。いっぱいベッドの数用意すればいいってわけではありません。

(話しがそれますが、コロナの病床を早く増やせばいいとか言うテレビのコメンテーターがいますが、上記の事情があったり、病院や施設は、国の施設基準に基づいて、国が医療費に無駄が出ないように人員配置が決まっていて、簡単には増やせる状況ではありません。だから、増やせばいいとか言ってる人は、「あ、何も知らないんだな」って感じになります)

普通の会社であれば、そんな法律ありません。いっぱい儲けたらその分利益になるんですが、病院や施設はそうはいきません。

てことはですね、病院や施設の収入の上限はだいたい決まってくるんですね。

そしてら従業員に払える給料もだいたい決まってしまいます。

私自身も、新入職員のうちは、同級生では給料高い方でしたが、あっという間に他の人に越されていました。


理不尽な思いをすることもいっぱいある

バイトなんかでサービス業を経験した人は実感あるかも知れませんが、世の中にはこんな酷いことやったり言ったりする人がいるんだってなります。まともじゃない人が意外といっぱいいます。患者さんから酷いことを言われたり、セクハラされたり…。

治療してもらいたくて病院来てるはずなのに、治療や処置、検査、リハビリを拒否する人も少なくありません。

また、病院や施設によっては、変わった人がいたり、変わった所もあります。現代では非常識な処置を未だにしていたり、明らかに理不尽な教育をされたり…ここら辺はTwitterなんかで探してもらうと、結構生の声が見れると思います。

職場を選ぶ時は、学校の先輩などから、しっかり情報収集をしておくことが大事なのかもしれません。

医療関係は、どうしても閉鎖的な環境になってしまいます。高校までの友達や先輩・後輩は大事にして、コミュニケーションをとっておきましょう。資格を取る学校に入っても、その学校でのそういう友達や先輩・後輩とのコミュニケーションを就職してからも行うことが大事です。

まとめ

他にもいろいろなことがあるかもしれません。でも、医療業界独特の大変さや、心構えが必要であることは、入職前に知っておいて、覚悟しておく必要があるかもしれません。こんなはずじゃなかったってなって、そういって医療業界をあとにする人がいなくなればいいなと思います。


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